大神雄子 選手側の意見として騒動後初のコメント

 

バスケットボール女子日本代表の大神雄子キャプテンが深津泰彦会長辞任とFIBAが期限とした今月末までのリーグ問題などにコメント。

 

来夏に予定される16年リオデジャネイロ五輪予選への参加が危ぶまれていることに胸中を語った。

 

 

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”「正直びっくりしました。まだ時間があるのに、諦めてしまうのかと。もう無理だからと会長が辞任されて、この1週間、自分たちはどうすればいいのか。制裁を加えられても、何もできないのに…。不安は計り知れないです」

 「5月から始動した代表合宿中も、問題の説明はなかった。6年後には東京五輪も決まり、競技によっては強化計画も決まっていくなか、バスケだけは後退してしまう。解決して、またはい上がっていくにしても、説明があって『みんなで解決していこう』という話し合いがあれば皆も納得して前に進んでいけるが、今はそういう状態にない」”

日刊スポーツより

 

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さて、この問題、はっきりいって男子のリーグの問題が発端であり、ほんと女子には気の毒な話という事!

 

しかし、大神キャプテンが素晴らしいのは、選手にも責任があると認めている点。何も知らないでは済まされないとの思いが、なんとも切ない状況であり、協会から一切の説明がないなか、選手にも非があると発言する事はとても勇気がいる事であって、なかなか出来ない。

 

男子選手よ、君たちも立ち上がれ! 選手が大きな声を上げる事で協会を動かす事が出来ると信じています。

 

そしてなにより、オリンピックに出場することを最大の目標に、バスケ界全体でこの難局を乗り切って欲しいと。第3のメジャースポーツとして、バスケ界がしっかり盛り上がれば嬉しいです!